20
2月
2008
1960年代末女子中学生アート
Posted by fische on 02/20 at 06:09 AM
11日の15時から17時は、稔り多き2時間だった。予定外のハロとの遭遇で、ほかのことがらがかすんだ感なきにしもあらずだが、きょうはそのもうひとつの話題。
私が通った中学校の校庭周囲のグリーンベルトに石膏製のオブジェがある。美術部の先輩で部長だった宮崎さんの作品を、美術部員(私も)が制作したもの。もとは3つ1組で、弧の内側の球形が、上側、横側、下側にそれぞれ位置する。宮崎さんによる最初の模型は、弧がもっと鋭利で三日月のようだった記憶がある。大きなオブジェも3つ作ってグリーンベルトに置いたが、現在はひとつしか残っていない。上側と横側に球形のあるものが失われていることになる。定かではないが、‘69年か‘70年の卒業記念だったとすれば、宮崎さんは1960年代末にこのオブジェを構想したことになる。ひとことで言えば、「1960年代末の女子中学生アート」。ちょっとすごい。何を象徴していたのだろう。顧問は吉川隆先生。